**東京都港区 国際文化会館**
写真や彫刻などの美術品が館内の各所に常設展示されることになり、照明器具の選定から取り付け箇所の位置決め、照度と色温度の設定、最終仕上げのライティングまでトータルで担当しました。
美術館やギャラリーでの展覧会と違い、展示する場所はロビーやサロンなど暖色系の灯りで構成されたくつろぎのスペース。
光でモノクロ写真の魅力を際立たせながらも、日常的な空間の中で作品が過度に主張しすぎないようバランスを重視しました。
長年利用されている常連のお客様も多く訪れる場所なので、違和感なく空間の雰囲気に作品が自然に溶け込むよう明るさと色温度を設定し、最終のライティング調整で整えました。
■ライティング配慮ポイント
☆器具の設置場所がある程度限定される条件下において、作品を鑑賞する際に観ている人の影が作品に出たりしないか、照明器具の光源が作品に映り込まないか、作品と設置場所の距離と光の入射角に注意し、作品の額縁が明るくなりすぎたり、額縁の影が作品に強く出たりしないよう考慮し器具の設置場所を決定。
☆光の外周がリング状に見えたりフレアが目立つ器具を避け、光が綺麗な器具を選定。
作品に照明を当てたときに壁に山型に出るフレアを可能な限り目立たないようライティング。
☆器具自体の存在が目立たないようコンパクトな器具。
☆くつろぎ空間の光環境の中で作品だけが浮き上がってしまわないように、空間全体の明るさとの関係性を踏まえ明暗 のバランスと色温度を整えました。

Before/既設のユニバーサルダウンライト

After/スポットライトに変更後

Before/既設のユニバーサルダウンライト

After/スポットライトに変更後












